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うみねこのなく頃に 考察 境界より視やる

PCゲーム「うみねこのなく頃に」の個人的な考察ブログ。「キコニアのなく頃に」についてもガッツリやっている。


続・EP3を再読

 ゲームを拒否する戦人。

「俺の番が終わらねぇと手前ェの番が来ねぇってんなら、永遠に待ってやがりゃあいいだろうがッ!!」

 事件まで6年。
 事件から12年。
 それが現実において待った時間。





 北風と太陽。

「そうです。乱暴かつ性急な方法が、常に最善の選択肢とは限らないということです。」
「あなたの勝利は、戦人くんを屈服させることではありませんよ。……戦人くんに、あなたという存在を認めてもらうことではありませんか。」

 つまり、「人間には不可能だから魔女の仕業だと認めろ」はベアトの最善手ではない。
 よって、隠された最善手である“太陽”が存在することが解る。





 黄金を見つて念願を叶えた絵羽。
 これは真犯人とヤスの念願が叶った場合として見れる。

“成ったッ!!! 叶ったッ!!”
“右代宮絵羽としてこの世に生まれ、願った夢は今この瞬間、全てが叶った…!!”
“私も夫も、永遠に幸せになれて。そして一人息子の譲治にも永遠の幸せを贈ることができる!!”

“兄が食い潰し傾かせた右代宮家は、私と譲治が復興させるのよ!”
“それこそが、右代宮家の当主を、本当の意味で私たちが継承したという意味なのよッ!!”
「成し遂げたわ…。やったわ、…あなた…、譲治…。……私は、……母さんは、……ついに成し遂げたわよ…。……もうこれで、誰にも脅かされない…。ううぅう、ううううううぅううううぅッ!!」
“そうよ、これでもう私たちは、二度と悲しい夜に咽ぶことはない。”

“おめでとう、私。おめでとう、右代宮絵羽。”
“私たちの悲しい半生は、今ここに全ての念願が叶って昇華されたわ。”
「あなたのお陰よ…。あなたの魔法があったから、このチャンスに恵まれた。このチャンスがあったから、私はここに辿り着くことができた…!」
“ありがとう。でも私の魔法は、私たちが互いに信じあわなくちゃ叶えることができなかった。”
“だから、私の魔法の力だけじゃない。私たちの勝利よ。”
“だからこそ、おめでとう。“私たち”。”
「ありがとう、私…。ありがとう、右代宮絵羽…。……今まで挫けなくて良かった。悲しみに溺れ、足掻くことを忘れなくて良かった…。」
「………いいえ、これは私の魔法、私たちの魔法! あなたの魔法は本当だったわ。森の魔女ベアトリーチェなんてすでに幻想。あなたこそが本当の魔法が使える本当の魔女。……そうよ。あなたこそが今や、黄金の魔女、ベアトリーチェなのよッ!!」

 念願が叶ったら19人目とヤスのするであろう会話のよう。


「見る? 私ももう一度見たくなったわ。この目で見たにもかかわらず、まだ現実感が湧かないの。…あなたと一緒に見て、確かに存在することをもう一度確かめないと、霧になって黄金が消えてしまいそうな気がするわ。」

 存在を確かめるために、もうひとりと一緒に見る必要がある。
 読者に求められているのはこれ。
 即ち、祝福。


「……というわけで妾は名無しだ! 戦人ぁ、何か妾に適当な相応しき名はないものか。そなたの推薦を受けるぞ! 何か上品で気品溢れて、できればちょっぴりキュートな名前はないものか…!」

 名前、……人間としての名前。
 やはり答えは用意されているんだよなあ、きっと。
 これは別の機会にやろうと思う。
 

“どんなものであれ、努力が達せられて報われた瞬間は美しい。”
“ずっとずっと当主後継ぎに憧れ、小さい頃から報われない努力を重ねてきた絵羽伯母さんは、……碑文の謎というチャンスを見事に掴み、…そしてその座をとうとう手に入れた。”
“少女時代からの夢をついに叶えた人間の笑顔の、何と神々しいことか。”

「……しかし、拍手って楽しいなァ。成し遂げたのは妾ではなく絵羽であるというのに、なぜかこっちまで嬉しくなってきおるわ。」
「祝福するってことは、その喜びを共感する、共有するって意味だからな。」
「なるほど。では、このわけもなく嬉しい気持ちは、そなたも共有できているというわけか。……互いを屈服させようとする敵同士でありながら、これは奇異な体験よ。」
“すると何かの儀式を終えたのか、そこで一同は大きな拍手で新生ベアトリーチェを大きく讃えた。”
“それはまるで戦人たちの拍手が、彼女の承認に必要な最後のものであったかのようだった……。”

 祝福された結婚。
 努力が報われる瞬間、喜びを共有してくれる人がいること。
 魔女のゲームの最後に必要な承認。




 第二の晩直前、客室で休む絵羽と秀吉の会話より。

「……私がね、絶対に叶えたい夢があって。それを強く願って努力すると、それは必ずかなったの。……私はその魔法で、いつも成績は一番だったし、生徒会長にだってなったし、入りたい大学にも実力で入れたし。……いつだってどんな願いだって叶えてきたわ。」
「そうやな。お前の魔法はいつだって大したもんや…。お前は確かに魔女や。…そして誰にも負けん努力家や。……わしはよーぅ知っとるで。」
「……………私ね。子どもの頃から、ずっとずっと心の中に、もうひとりの自分がいて、いつも私を励ましてくれたの。…そしてその自分は魔女だったわ。」
「………森の魔女ベアトリーチェなんて信じなかった。もし六軒島に魔女がいるとしたら、それは私の心の中の魔女のことだってずっと信じてきた。………その魔女の自分に、私はずごい感謝してる。…あなたに出会わせてくれて良かったなぁって、……いつも感謝してる…。」
「…………病気の時のお前はいつも気弱すぎや。…今は何も言わんでええ。……熱が下がるまで、ずーっとこうしてるからな。」
「……うん。……絶対に手を、……離さないでね。………何だか私、……自分が自分でなくなるような気がして、……さっきから怖いの。…私の中の魔女が、ベアトリーチェに触発されて、どんどん強くなるような気がして。…何だか私を飲み込んでしまいそうな気がするの。」
「大丈夫や。わしが一緒にいる限り、なぁんも恐れることなんてあらへん!」

 絵羽→19人目。内なる絵羽→ヤス。秀吉→至った読者。
 こう解釈するとわかりやすい。

 幼い日の19人目とヤスの関係。
 やがて、物語の中でヤス――ベアトが奮闘したことにより、真実に至った読者に出会うことができた。
 読者が真実を手放さない限り、八城は自分が自分であることができる。
 そして、内なるベアトは眠りに就くことができる。
 ……という、感じだと思うのだが。





 第二の晩。

“狭くて退屈な六軒島から、うみねこのように飛び立って空に逃れたいと、私たちは共に願ったんじゃなかったっけ…?”
“その夢を、今、私が叶えてあげるの。”
“だからこの喜びを、他の誰でもない、あなたと共有したい…!”

 これはそのまま、黄金の魔女であるヤスの思い。





 第二の晩の後、メタ世界で。

「ニンゲンの制約を超えた瞬間に知る、世界がどれほどに広かったのかという感動をそなたにも教えてやる!」

 ありがとう!
 もうひとつの世界を知ったことで、私の世界も広がった。


“ロノウェまでもが闇に姿を消し、後にはベアトがたったひとり。”
“雨天の薔薇庭園にたったひとり。”
“ひとりぼっちの魔女は、誰も遊んでくれない。”
“誰も遊んでくれないからこそ、ひとりぼっちの魔女。”
“…………………。……何だよぉ。…何で妾と誰も遊んでくれないんだよぉ…。………そんなに妾は変かよぉ、残酷かよぉ…。…………誰か返事しろよぉおおォ!!」

 孤独が伝わってくる。
 寄り添いたくなってこない?


“喧嘩ならばどちらも遠慮なくできる。”
“しかし、喧嘩の土俵にすら乗ってくれていない。そんな冷たさを感じていた。”

 同じ土俵に上がってもらわなくては、喧嘩もできない、会話もできない、ゲームもできない。


「……俺は、お前のその残酷さが許せない。そして理解できない! 許すこともできない! だが、魔女を認めるか否定するかというゲームは続ける。自ら降りて敗北を認めたりはしないさ。」
「だが、そのゲームにお前の無意味な残酷さは何の必要もない。だから俺は、お前を対戦相手として認めないことにする。ロノウェの方が百倍マシだ。お前のような残酷趣味はない。あったとしても、俺の前でそれをひけらかす悪趣味はない。」
「……そうさ、お前は悪趣味だ。残酷で心がなく、だから理解することができない。相手として不快だ。だから俺はお前の顔を、二度と見たくない。」
“しばらくの間、怒るような表情や悔しがる表情、不敵な表情をいくつも繰り返し、……自分がどのような態度を取るべきなのかさえ、わかりかねているようだった。”
“その末、何だか憑き物の落ちたような淡白な表情を作り、疲れたとでも言いたげに肩をすくめた。”
“「……………………。………なら、好きにすれば良い。妾は以後、ロノウェを通してゲームを続けることにする。……妾が姿を見せないのであれば、文句ないであろう?」

 なぜ残酷になれるのか?
 心があるからだろう?
 その心を推理して欲しいからに決まっている。
 故に、それを言うことができない。
 後、ミステリーとしての思惑もある。
 行動の誘導とか。


「……あの残酷ショーを、本気で俺と笑い合えると信じてやがったんだ。…俺とその感情を共有できると、本気で信じてやがった…。」

 まぁ、全部が劇だからな。
 笑い合えるとまでは考えてはいなかったと思うが、そこから推理できる心、感情は共有できると思ってはいたんだろうなぁ。
 あと、残酷ショーでは笑い合えないけど、推理劇としてなら笑い合えると思っているんじゃないかな。





 霧江の意見。

「こう考えると少しは辻褄が合うのかしら。……つまり、隠れ潜んでいる何者かは、本来は今、島にいるはずのない人物。にもかかわらず、楼座さんが油断するような顔見知りの人物である可能性よ。」

 19年前に出会った九羽鳥庵のベアトリーチェに見間違えた人物、19人目の犯行。
 楼座はそのベアトに一度しか会っていない。
 さらには忘れたい、夢だと思い込もうとしていたわけで、つまり詳細な容姿は覚えておらず、特徴のみ覚えていたと考えるのが自然。
 その上でベアトの肖像画を見せれば、それが19年前のベアトの姿だと思い込ませることができる。
 そして、その肖像画は19人目をモデルとしたもの。

 そう考えれば、楼座は目の前に現れた19人目を出会い頭に銃で撃つことはない。
 不注意で一度死なせたという罪悪感を刺激することで、打たせないようにする。
 素手であることをアピールして危険性がないと思わせることもする。
 さらには、手で触れて生きていることを確認すればいい、という口実で触れられる距離まで近づければ、あとは素手で殺害は可能。


 留弗夫の意見。

「現場にわざわざ楼座の十を残していくだおうか。犯人が何を武装しているかしらねぇが、こちらの銃は不安要素のはずだ。…その一丁を間引けるチャンスだったはずだぜ? なぜわざわざ現場に残したんだ。」

 銃を持ち帰れない人物。
 つまり、内部犯のしわざである、と。
 そう疑わせたい外部犯の仕業だから。


 この2つ、どこかで書いたかもしれないが、念のため一応書いておく。





 2人の絵羽の会話。

「………嫌ぁよ。魔法、面白いもの。………それに、あなたの2つの夢は、私の魔法のお陰で叶ったのよ。なのに私の夢は叶えてはいけないなんて不公平よ。」
「あなたの魔法には感謝してるし、あなたこそが本当の魔女だと私は認めてるわ。……だからもう、大人しく私の胸の中に帰って! そして二度と現れないでッ!!」
「嫌ぁ。……私たち、お互いに勘違いしてるわね。そうよ、私はもう、あんたじゃないの。あんたは右代宮絵羽。私は黄金の魔女ベアトリーチェ。」
「だから、あんたの胸の中に帰る義理はないの。……さながら、あなたという殻を脱皮して蝶になったような気分かしらぁ。」

 共に人間だと認められたいと願った。
 ならばそれは、公平で対等なものでなくてはならない。
 あなたの願いを叶えたのだから、あなたは私の願いを叶えてくれ、と。

 悪魔のルーレットによってベアトが死に、八城は一人の人間となれた。
 その対価として、ベアト即ちヤスを一人の人間とするための物語を綴る。
 もはや2人は別人。
 ……だとするならば、
 ヤスの帰るべき場所は、八城の胸の中ではなく、ヤスを認める読者の胸の中。
 独立した人格として、そう訴える。





 ホールの死闘。

「はい。危険に身を晒さず、家具に全てを任すのもまた、魔女の優雅なる嗜みでございます。ここは家具に任せ、ベアトリーチェさまは安全なところへお隠れを。」

 物語の中のゲームは家具のベアトに任せ、主たる執筆者は安全な場所にいる。


「キングは濫りに中央を動かないものよ。それが王者の、魔女の貫禄よ!」

 キングである朗読者は中央を動かない。


「………私は嫉妬のレヴィアタン…! 嫉妬こそが我が力。我が怒り、我が源泉!」

 存在することを認められ人間として生きられる者たちに嫉妬した。
 劣った真実からより優れた真実へ。
 そして、真実とされたものに勝る真実へ。
 嫉妬こそが19人目とヤスにとって、魔力の源泉であるのは事実だろう。


「いつも姉妹たちに虐められてきたわ。誰かひとりだけでも味方になってほしいとずっと思ってたわ。」

 存在を認め合う人間たちに、自身の存在を認められることはなかった。
 誰かひとりだけでも味方になって欲しい、そんなささやかな望みが本当に願った奇跡。


「悪く思うな。…お前が3歩歩く間にそれに気付けたら、俺は観念するつもりだったんだ。」
「…………あの3歩は、…私への、…手心だったか…。………考えようともしなかった。……私は、……怠惰だ、…った………。」

 これは黄金の真実に気付くかどうか、だろうか。
 第3のゲームの最後に、並び立つ2つの真実を提示し、3歩の間、第4、第五、第六のゲームまで気付かねば、ヤスで思考を停止させる。
 そういう宣言かな。
 有言実行。実際、見事に決まっちゃったよなぁ。


「……先代さまがどこかで戦っているとかいう、ゲームの相手、ですか? ロノウェに聞きました。」
「……あ、あのお喋りめ。………まぁ、正直に言うとそういうわけだ。ちょっと目に余るとその、…抗議を受けてな?」
「先代さまにわざわざ伝言などさせず、直接抗議にいらっしゃればいいのに。…臆病な方です。」
「………こことはその、異なる世界の住人だからの。妾を介さねばならぬのだ。まぁとにかくだな、」
「……ということは、その方は私に何か干渉したくても出来ない。そして私も干渉したくても出来ない。それくらいに遠い世界の、無縁な方との認識でよろしいですか?」
「う、うむ。……例えるならとても近い2本の平行線の世界とでも言おうか。とても身近な世界なのだが、平行線ゆえに2本の線が交わることは決してない。そんな世界と、とりあえずは認識してくれれば良い。」

 19人目のいる世界、ヤスのいる世界。
 真実の世界と虚偽の世界。
 表裏を合わせる身近ながらも、決して交わらない世界。


「……説明、いりません。だって、決して交わることのない世界の話じゃありませんか。それはつまり、無い世界も同じということです。」

 無いも同然、無くても構わない世界。
 ああ、ただ一人だけ、両方の世界を視てしまっている、というだけなのだ。
 守らないと消えてしまう儚い真実。

 真里亞の薔薇と同じだ。
 真里亞はあの薔薇に自分の姿を重ねた。
 自分が守ってやらなければと思った。

 誰かが守らないと消えてしまう儚い真実に、自分の姿を重ねた。
 自分が守ってやらなければ、誰が守るというのか。
 誰もいやしない。
 だから自分が守るのだと。





 ベアトに助言をするワルギリア。

「……しかし、ゲーム盤の外の世界で魔女だと認められるには、ゲームの対戦者である戦人くんに認めてもらわなくてはならない。……あなたはそれを理解してゲームを始めたはずです。」
「…………このゲームは、戦人くんを屈服させる拷問などではない。あなたが戦人くんに認めてもらうために努力する、試練なのです。」

 虚偽の世界の住人である黄金の魔女ヤスが、現実の世界の読者に認められるための試練。
 それがベアトのゲーム。


「今は10月。ハロウィンの季節ですね。………太陽が死に、再び蘇る再生の月です。蘇ったばかりの弱々しい太陽は冬の木枯らしに遠く及ばないでしょう。」
「しかし、じっくりと成長し、やがては春の訪れを告げることができる。…その時、旅人はマントを畳むこともあるかもしれない。」

 この点を、ベアト対ワルギリア戦と繋げると面白い解釈ができる。

 ベアトは月。
 だから太陽は別のベアト。
 蘇ったばかりで弱々しい。
 旅人のマントが、戦と死の神のマントと同様であるなら、それは月を食むもの。
 太陽によって、読者は月食のマントを畳む。

 そういう暗示だとすると、意味深だな。





 ベアトを対戦者としては認めない戦人。

「…………どうして俺が、譲治の兄貴が一番辛いって言ったか、わかるか…?」
「き、……聞いていたからわかる。……その後の人生を共にする時間の長さに悲しみは比例するとな…。」
「……もちろん、それだけじゃ量れねぇけどな。………俺たちニンゲンは、お前ら魔女とは違う。……生きてから死ぬまでという、有限の時間を、その力の限り生きている。」
「…………それを蔑ろにするヤツは許せない。……増してや、嘲笑い弄ぶようなヤツは、絶対に許せない。…お前のような、死の概念も滅茶苦茶なヤツには理解もできねぇだろうがよ。」
「………………………………。」
「……これから生きる時間の長さだけじゃない。……一生懸命に生きているヤツの人生を嘲笑うこと。これが一番、俺には許せねぇんだ。」
「譲治の兄貴は、がむしゃらに頑張って人生を生きてた。紗音ちゃんと結婚するために、悲壮な覚悟をしてこの日に臨んでいたはずなんだ。……俺みたいに、久しぶりにいとこと会えるなんて浮かれてたヤツとは訳が違う。」
「し、………しかしだな…、」
「ベアト。今は黙って聞きなさい。」
「…………う、…うむ。」

 これは後にブーメランとして返ってきたな。

 その後の人生を共にする時間の長さに悲しみは比例する。
 19人目はヤスと一生を共にするつもりだった。

 有限の時間をその力の限り生きる。
 たった二日間の生を、ヤスは懸命に生きた。

 それを蔑ろにするヤツは許せない。
 見事なブーメラン。

 結婚するために、悲壮な覚悟をしてこの日に臨んだ。
 真犯人もそう。


「……これは俺を屈服させるためのゲームじゃない。……お前が、本当の意味で、無限の魔女に認められるための試験ではないのか、ってな。」

 その通り。


「………しかし、絶対に俺からは降りない。お前を不戦勝にだけは、絶対にしない。……お前が再び、俺の好敵手としてそこに座るのを、俺はずっとここで待っているぞ。」

 これは嬉しいよな。





 死んだ紗音のことを思い出す譲治。
 これを死んだヤスのことを思い出す八城に変換。

“だからそれは、単なる写真ではなく、譲治にとって、温かな記憶を蘇らせるための入り口でもある…。”
“譲治は確かに今、この部屋で台風の音とテレビの音を耳にしているはずなのに、……彼女と過ごした沖縄の風景と彼女の笑い声を、目にし耳にしている…。”

 猫箱に閉ざされた2日間を思い出す八城。


“譲治は、紗音と出会ったことで、生まれ変わろうと決意した。”
“雰囲気に押し流されやすくて、頼まれると断れず、都合よく周りに使われてしまう気弱な自分と決別しようと誓った。”
“彼女の人生を、より幸福にするために、強い男になろうと決心したのだ。”

 立派な作家になってヤスの物語を綴り、一人の人間だと認めさせることができる人間になろうと決心したのだ。


“だから、…もしも紗音との出会いがなかったなら、……右代宮譲治という男は、もっと別の、異なった人生を送っていただろう。”
“そしてその人生における彼は、今の彼ほど立派な男ではなかったに違いない。”
“紗音のために、今の自分がいるのに。……なのに、その紗音がいなくなったなら、…自分はなぜいるのか。”
“何の意味もないのではないか。”
“自分自身が空虚になってしまうような、深い深い悲しみ。”

 皆が認めるほどの推理作家になった。
 ……人間だと認められるようになった。
 ヤスがいなれば、今の自分はいない。
 ヤスのために、今の自分がいるのに、ヤスがいないなら、自分はなぜいるのか。


“その気持ちは、ずっと彼を苛んでいたはずだ。……しかし、戦人にさっき言われるまで、自覚できずにいた。”
“……自分は、もっともっと泣いても良かったんだって、…やっと思い出せたのだ。”
“だから泣いた。彼がそうするように、自分も枯れるまで涙を流した。”
“……今はもう、目が真っ赤に腫れ上がり、それ以上の涙は零せない。だから譲治はがんばって思考を変えようと思った。”
“今の自分は無意味なのではなく、…紗音にこんな自分を与えてくれたことに感謝しようと思った。”
“死んだ命は蘇らない。最愛の人との別れを、彼は乗り越えなくてはならない。”
“自分が紗音の後を追って自殺するようなことがあったなら、彼女はきっと深く落胆するだろう。”
“逆だって同じだ。自分が死に、それを追って紗音が自ら命を捨てるようなことがあったなら、自分で自分が許せなくなってしまう。”
“……だから彼は、悲しんだり、怒ったりする感情をはるかに超越して、………感謝することにしたのだ。”
“紗音と出会え、豊かな日々を与えてくれて、…そして自分に、人のために努力することの意味を教えてくれた。”
“その結果、自分の憧れた姿の自分を与えてくれた。”
“…それに感謝しようと思った。”

 幼い残虐さで、心の中で無限に人を殺してきた。
 自分の苦しみを紛らわすために。
 でも、人を愛し、人に愛される人間になろうと、共に誓った。
 心を推理してもらうために、己の心を分析した。
 無限に繰り返される惨劇の中、己の苦しみを知ることで、他人の苦しみを理解できる人間になれた。
 人を愛することができる人間になれた。


“そうすることで、悲しみを和らげようとしたのだ。”
“でもその度に、彼女の笑顔が蘇ってしまう…。”
“………理屈ではわかってる。”
“これ以上、悲しむことは、むしろ天国の彼女を悲しませてしまうだけだと理解しているのに、……悲しみを止められないのだ…。”

「…本来なら、数年を掛けて薄めるべき悲しみが、一度に押し寄せる。………そりゃあ辛いわけさ。……時には、人の生涯に傷を残すほど、深い悲しみを与えることも、あるかもしれない…。」
「……生涯に傷を残すほど、…か。」
「……祖父さまのオカルト趣味もさ。そう囁かれてたんだよな。……例のベアトリーチェって愛人を大昔に亡くして、それが悲しくて悲しくて立ち直れなくて。」
「……それで死者を蘇らせるためのオカルトの研究に残りの人生を全て捧げるようになったのではないかって。……そう囁かれてた。」

 どうすればヤスを蘇らせることができるのか。
 それを研究した。


「…………それでも、お祖父さまは、会えたんだろうね。…人生の半分を賭して、もう一度会いたいと願った女性に、わずかなひと時とはいえ、再会できたんだろうね。」
「………たとえほんのひと時であったとしても。……愛した女性に再会できたお祖父さまは幸せだったはずさ。」
「………仮に、生命の摂理に逆らった罪を神に咎められて、その身を焼かれ、地獄に落とされたとしても。…その見返りの再会が、ほんのわずかな時間だったとしても、ね…。」
「……神の怒りに触れて、この身を焼かれようとも構わない。………わずかな時間でもいいから、……紗音を再び蘇らせてくれるなら。………………僕は残りの人生全てを、お祖父さまと同じ研究に捧げるよ。」
「……5分でいいから、……紗音ともう一度言葉を交わしたい…。……1分でもいいから……。……それと引き換えに、…全ての人生を捧げても、……僕は構わない……!」

“……せめて、それだけでも確かめたい。”
“紗音の最後の気持ちが、知りたい……。”

 これが八城の願い。





 殺される前の蔵臼と夏妃の話。

「………父のようになりたくて、私なりに必死だった。…だが、いつもそれには及ばず、そのはけ口を彼らに向けてしまった…。しかし、それは言い訳にならん。」
「…絵羽にも、未だ傷が癒えぬほどに、深い心の傷を負わせてしまっただろう。……悔いているが、今更それを詫びたところで、その傷が癒えるわけもない…。」
「………あなたがその気持ちを、今だけでなく、持ち続けることで。…その気持ちはきっと、他の兄弟たちにも伝わりますよ。」
「………絵羽は生涯、私を憎み続けるだろう。そしてその資格がある。…私は、それを甘んじて受け止めるつもりだ。」
「……絵羽、………すまん。……もちろん、許さなくていい…。」

 これはヤスに謝る八城の心情そのもの。
 「劇」だから己の心情を駒に台詞として語らせているのではあるが、同時に、蔵臼の心情を己がことのように理解していることを表すシーンでもある。
 他の多数の、己の心情を駒に仮託して喋らせているシーンも同様。
 姿を現わさずに、すっごい喋ってるよね。ホント。





 紗音を蘇らせるシーン。

“……その強い力を、ベアトは魔力に変換し、自らの魔法に加える。かつては誰の助けも借りずに、片手間でできた魔法だ。”
“…しかし今は、助けを借りなければ、成功はおろか、詠唱を終えるには至らない。”
「………数百年近くも忘れておったわ…。………魔法とは、……反魂とは、…こんなにも辛い魔法であったか……。」

 当時は、当然のようにヤスと会話できてたのだろうが、今は読者の力を借りなければならない。


“譲治の、想い人の死を悲しむ力は、……それまでの彼の一生懸命だった人生と、紗音との温かな時間、そして将来を誓い合った夢の大きさから生まれるのだ。”
“人は、たったひとつの命に、ここまでも真剣に生きるものなのか。”
“……当然だ。自分にとって命というものは、オセロの表と裏程度の意味しかない。”
“黒が死を示すなら、また裏返して白にすればいいだけのものとしか思わなかった。”
“しかし、あの割れた壷と同じ。”
“……二度と元の姿に戻せない、魔法のない世界の人間ならば、……そのたったひとつの命に、全身全霊を賭けるのは、とてもとても当り前なことなのだ。”

 ヤスのために真剣に生きてきたから、今の八城がいるのだろう。


「さぁさ、目を閉じて御覧なさい。そして思い出して御覧なさい。あなたがどんな姿をしていたのか。それはきっと、とてもとても美しい姿。どうか私に、あの姿をもう一度見せておくれ…。」

 本気の呪文。


“ベアトは理解する。”
“……その指輪が、……いや。”
“………指輪の形をした、二人の想いが、この奇跡を実現させたのだ。”
“譲治はあの瞬間、確かに魔法を使った。ベアトはその手助けをしたに過ぎない。その魔法には、命の大切さと一生懸命を知る者にしか宿しえない魔力があった。”

 うん、私は手伝いをしたにすぎない。
 素晴らしい魔法だったよ。


“あぁ、でも、褒めてくれるお師匠様は、自分で殺しちまったんだっけ。”
“甘えんなよ、ベアトリーチェ。”
“モノを殺すってのはつまり、そういうことじゃねぇかよォ…。”

 EP7。
 立派な人間になるために、ベアトを殺してしまった。


“チェスのプレイヤーが、神様気取りで降臨し、駒に討ち取られたなんて、笑い話にもならないのだから。”

 笑い話じゃないよな。
 ヤスを人間だと認めさせるために、討ち取られようとしているわけだし。

 逆に、最後まで考えなかったのに最後だけ参加しようとするプレイヤーを討ち取る例のアレのことなら、笑い話だけど。





 客間に辿り着いた4人。

“あぁ、…ゲストハウスから3人もの人間が蒸発し、全ての鍵が内側から閉ざしてあった意味が、今、ようやくわかった…。”
“これが狙いだったんだ。”
“……犯人は内部にいると思わせて、…こうして醜い憎みあいにさせることが、……犯人の、……魔女の目的だったに違いないんだ。”
“…………でも、だったなら、どうやって犯人は、外から施錠したってんだ…?”

 戦人の思考はホント頼りになる。
 壁にぶつかるまでガイドしてくれるので、後はその壁を超えるだけ。


「…私のせいじゃないわよ…、あの子が掴み掛って来たからこんなことに……。……私は殺してなんかないわよ…。」
「……それより、…譲治は誰が殺したの? そうよ、譲治は誰が殺したのよ!! 譲治、譲治ぃいいいぃッ!! 私は悪くない、私は悪くない…!!」

 同様して自分に言い聞かせている時の言葉には本音が出易い。
 朱志香から蔵臼たちを殺したと責められて、“私は殺してなんかないわよ”。
 殺してはいなけど、何か身に覚えがあるから出る言葉。
 やっぱ、殺人鬼のいる外へ蔵臼たちを追い出したのだろう。





 朱志香を助けに来た嘉音。

「……そして、……その男の子に再会できる奇跡を神様が下さって、…………その勇気を振り絞る機会を、もう一度与えてもらった女の子が、………勇気を振り絞る話を。」
「……うん…。嘉音くんと一緒なら、いつまでだって、どこまでだって歩くよ…。もう目なんていらない。嘉音くんが踏み出せというなら、崖の先へだって一歩を踏み出すよ。」

 ヤスを蘇らせて、何を話すのか、という話。


“小さな黄金蝶に導かれ、守られ、…生と死の壁を挟みあう二人が、ゆっくりと廊下の向こうへ歩み去っていく…。”

 生と死。真実と虚偽。
 世界を隔てられながら、共に歩む二人。
 ヤスと八城に重なる。





 朱志香と嘉音がいる客間を守るベアト。

「…なればつまり、無限の力とは神の力! 遊べば遊ぶほどにさらに楽しい遊び方を見つけられる素敵な力! その力を千年も思うがままに使い、暴れまわったあなたが! なぜ今頃になって心変わりをしたの? まさか、私に譲ったから惜しくなって、とかじゃないわよねぇ?」

 無限と黄金の魔法で、真実と虚偽の二つの世界を重ね合わせて遊んできた。
 やがてそうやって永遠に遊ぶことよりも優先する願いを抱いた。
 その果てに大切な者を失った。
 その者を蘇らせるための半生を賭け、再会できた僅かな時間。
 その邪魔はさせない。


「惜しいものか。そなたがそうだと信じている無限の魔法など魔法にあらず。…真の魔法の力とは、そなたなどでは到底至れぬ深淵にあるのだ。」

 千年の果てに至った結論。


“ベアトは千年もの間、忘れていた、死ぬという実感をようやく思い出す…。”
“しかし、………死ねない。死んではならない。死ねば、客間の二人を残酷なる魔女に差し出すことになる。”
“だから断じて死ねない。”
「鼓動を刻める数など、残すところもたかが知れている。」
「…だが、それをひとつ余計に刻むことで、この部屋の二人にわずかでも長い時間を与えられるなら、……その程度の抵抗を、永遠に続けようぞッ!!」

 客間の二人は、猫箱の中にある2つの真実。
 反魂の魔法が成就する奇跡を許されて、再会した二人の僅かな時間。
 それが果たされるまで猫箱を守る結界。
 セブンスランクルークによる境界線。
 その正体は、魔法説のベアト。
 1にして3人の魔女の最後の一人。





 VSエヴァ・ベアトリーチェ。

「…出来ないでしょう? 出来ないわよねぇ? くっひひひひひッ、それはなぜ? 私が魔女だからよ。…あんたは名前さえ持たない負け犬だからよ!! くっひっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃッ!!!」

 呼ばれる名前がない。
 だから存在しない?
 そんなはずはない、私は存在すると信じる。


「………何か、…………何かあるはずなのだ……。………挫けぬ…。……挫けぬぞ……。どれほど嘲笑われようとも……、妾の名誉のために戦う戦人の、……戦人の名誉のために、…挫けるものか………。」

 そうだな、互いの名誉のために戦おう。


「無駄よ、無駄無駄あぁ~。死者を弄べるのは魔女だけの特権よ。魔女でもなく、そしてニンゲンですらないあんたに、力を貸してくれる者なんて、どこにも存在しないッ!!!」
「あんたは永遠にひとりぼっち!! 魔女にもニンゲンにも味方はなく、誰もあんたを助けてなんてくれないの! 悔しければ泣いちゃえばぁ?! 役に立てなくてごめんなさいって、詫びちゃえばぁ?! あっはははははははははははッ!!」

 味方ならここにいる!
 ……と言ってみたいなぁ。





 黄金郷への招待状のサイン。

「それでは、古式に則り、最後に誓約した戦人くんに、黄金郷への招待状のサインを求めます。……これは、黄金の魔女、ベアトリーチェを黄金郷へ招くためのもの。黄金郷は、それを認めた人間たちの総意によって黄金の魔女を招き、そして完成するのです。」
「戦人、読み上げるぞ。しっかり聞け。………“我々18人は、黄金の魔女をベアトリーチェと認め、黄金郷へ招きます”。」

「何々? “あなたを魔女と認めます”。………あれ? ずいぶんシンプルだな。祖父さまめ、誇張して読みやがったな。」

 文言が異なっている。
 “あなたを魔女と認めます”は屈服の宣言。
 “黄金の魔女をベアトリーチェと認め”は、まるで「黄金の魔女」がまだベアトリーチェではないかのよう。
 ベアトではない「黄金の魔女」は、ベアトだと認められることで、黄金郷へ迎え入れられる。
 黄金郷に招待されたい「黄金の魔女」って誰だよ。
 という大ヒント。





 12年後の世界。

「あんたの味方は誰もいない! あんたの悩みなど誰も聞かない。あなたを罵ることは公然としたスポーツになる。そしてそれを誰も止めない!」
「あぁ、縁寿! うっふふふふふふふふ、あぁ、本当に楽しみよ。…あんたはどんな人生を送って、どう終えるのかしら…! 世界中の誰も信用できず、誰も愛せず、誰とも語り合えない人生をたっぷり満喫しなさい…!!」

 誰も味方がいない孤独。
 19人目と縁寿は、そういう意味では同じような境遇なんだよなぁ。


“環境が、人を作る。”
“今や彼女は、周囲が恐れる通りの荒んだ心を持っている。”

 これは19人目にも言えるだろう。
 彼女の悪戯は、最初は施錠された窓の鍵を開けるくらいだったはず。
 自分はここにいるというメッセージ。
 それは最初、物忘れのせいにされ、やがては怪談に成長した。
 怪談としてだとしても、認められた。
 最初はそれに喜び、その期待に応えるために、より怪談らしい悪戯をしたのではないかと思う。

 しかしそれは、認められたい自己と、認められる自己との乖離を引き起こす。
 決して満たされない鬱憤を貯めることになる。
 故に、より過激に。
 怪談を期待するなら、そうなってやると荒んでいく。

 つまり、ベアトの魔女的性格を育てたのは周囲の環境だと言っていいだろう。


“私のことを、とても可愛がってくれた戦人兄さんの、私を撫でてくれるその手に、”
“………あとちょっとで届きそうなのに、それさえも届かない。
“そんな夢を、なぜか繰り返し見るようになっていた。”
“……私は同じ夢を見る度に、さらに力強く手を伸ばそうと、夢の中で無駄な努力を繰り返すのだ。”
“せめて戦人兄さんだけでも、生きていてくれたなら。”
“……私はこの冷たく寂しい現実を、せめて二人で支えあいながら生きていけるのではないか。”
“でも、その手はいつも、届かない。”

 同じような境遇の二人は、願いも似通っている。


“私が本当に欲しいものは、山成す黄金であろうとも、手に入らない…。”
“その為に必要なのは、一歩前へ踏み出す、たったそれだけの勇気。”

 崖に踏み出す勇気。
 リスクなくして奇跡なし。
 最初の一歩を踏み出さなければ、何も変えられない。
 そして、最後まで歩き切らなくては。







 しかし、3つの物語が書かれているのは本当に凄い。
 一つ目は、魔法説解釈による物語。
 二つ目は、ヤスの恋物語。
 そして三つ目は、朗読者による独奏というか独演。

 手を換え、品を換え、キャラを換え。
 たった一人で舞台を回す。
 演目は冥界下り。
 愛する者を冥府より連れ戻すというストーリー。
 ただひとりのために行われる舞台。

 イナンナは冥界の七つの門を潜るために、ひとつずつ衣服を脱いでいった。
 また、オルフェウスは歌で冥府の者たちを魅了し、死んだ妻の許まで辿り着いたという。

 煉獄を潜り抜けるために七つの大罪を清め、死者のために詠う。
 こんなにも愛を切々と訴えられたら、冥府の住人も冥界の神も絆されるだろう。
 無論、人間も。
 心があるならば、無碍にできるわけがない。
 祝福の拍手を送ろう。
 私にはそれしかできないから。
 それしかできないからこそ。
 画面で隔てられていようとも、それを超えて拍手を響かせてみせよう。


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  1. 2019/06/08(土) 21:14:21|
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フラット・ホームズ

Author:フラット・ホームズ
「うみねこのなく頃に」の某公式サイトで推理を投稿していた。
その時使っていた名前は察してください。
スタイルは、アンチミステリーをチェス盤で引っ繰り返す、というもの。
キコニアでは、世界を箱庭に見立て、そこにどんな駒を置いたのか、それらを動かして最終的にどういう形に持って行くのか、的な感じのを主にやっている。

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