FC2ブログ

うみねこのなく頃に 考察 境界より視やる

PCゲーム「うみねこのなく頃に」の個人的な考察ブログ。「キコニアのなく頃に」についてもガッツリやっている。


魔女のゲーム 3ゲーム目

 まずは戦人から。

 本来の方針である“身内の誰も疑わない”が“19人目が犯人”として追求して行く、と明確になったのは良いが、惨劇が始まる前にバッサリと切られ、さらにエヴァを対戦相手としたことで、“19人目が犯人”を追求することはなかった。
 このゲームのメタ戦人は完全に無能。
 対戦相手はベアトであるにもかかわらず、エヴァと対戦している時点で処置なし。

 下位戦人はそれなり。
 内部犯なら“内部から施錠するしかない密室”を作るはずがない、と引っ掛かりを覚え、チェス盤を引っ繰り返えそうとした。
 第2のゲームにおいても、使用人は自身を疑わせる“マスターキーを使用しなければ不可能な密室”は作るはずがない、チェス盤を引っ繰り返せば、そう疑わせたいという犯人の思惑にまで辿り着いている。
 そういう犯人の思惑に対する戦人の嗅覚は信用できる。
 ただ、肝心のトリックが解けないのが残念なところ。


 次はベアトの手筋。

 “使用人犯人説を疑わせたい”手筋。
 事前に人数制限で“19人目”を抑えた上で始め。
 最初の一手は、使用人皆殺し。
 これで“これまでのゲームの犯人だったはずの使用人”では殺人を犯せないという主張。
 その後にエヴァを登場させて、これまでとは違う犯人の犯行だと主張しフォロー。
 そしてそれは、これまでのゲームの犯人が使用人であると暗に肯定する手でもある。
 そうすることで例外事項を設けて“第3のゲームは絵羽が犯人”を許容し、“使用人犯人説”を損ねずに拡張されることを目指している。
 最後に南條殺害の赤字ラッシュが立ち塞がるが、ほぼ万全の態勢が整っているので、必ず突破されるだろう。
 

 “19人目を犯人に仕立て上げたい”の手筋。
 九羽鳥庵のベアトという駒を出してインパクトを与え、直後に九羽鳥庵のベアトの死亡を確定、人数制限で“19人目”の否定。
 が、九羽鳥庵のベアトによって、“19人目”がいたという前提、“19人目”が隠れて存在できる環境が提示されたのは大きい。
 そして、人数制限によって“人数”というテーマを大きく打ち出し、金蔵の事前の自然死を露骨に匂わせ、最後の南條殺害の赤字ラッシュでの名ありの登場人物の死亡確定、と。
 事件の前に死亡した金蔵を抜かせば“19人目”が人数制限を抜けることができる、と丁寧に誘導している。


 このゲームでベアトは、南條殺害の赤字ラッシュという大きな壁を用意し、ご丁寧にも2ヶ所穴を開けて、そこを通るように仕向けている。
 2通りの抜け道。
 表と裏。
 この明確な構造までゲームを構築することが目的。

 後のゲームで片方を塞げば、もう片方のレールに切り替えさせることができる仕掛けだ。
 あまりにも容易く大量の読者を自動的に片側に案内できる。
 それも、もう後戻りできないであろう道を。

 だから次のゲームの準備を確りとしなければならない。
 塞がれたら貫くという意志を強固としなければならない。

 私が行く道は“19人目‐金蔵ライン”。
 “19人目”と金蔵の2つの駒で全てを貫かなければならない。
 だが、第3のゲームで南條殺害の赤字ラッシュを抜けるには、金蔵の死が不可欠。
 飛車と角の2枚で戦っていたところを、その内の1枚を落とせといわれたようなものだ。
 この後に“金蔵生存”が不可欠のトリックが出たら、正しく致命傷だ。
 そうならないためにも、“金蔵死亡”は第3のゲームのみの例外とし、“金蔵生存”を絶対保持。
 他のゲーム盤で“金蔵死亡”の手を打たれても反撃可能な状態で次のゲームに挑む。
 

スポンサーサイト



  1. 2017/03/11(土) 20:40:15|
  2. 魔女のゲーム
  3. | trackback 0
  4. | comment 0
<<魔女のゲーム 4ゲーム目 | BLOG TOP | 魔女のゲーム 2ゲーム目>>

comment


  管理者にだけ表示を許可する
 

trackback

プロフィール

フラット・ホームズ

Author:フラット・ホームズ
「うみねこのなく頃に」の某公式サイトで推理を投稿していた。
その時使っていた名前は察してください。
スタイルは、アンチミステリーをチェス盤で引っ繰り返す、というもの。
キコニアでは、世界を箱庭に見立て、そこにどんな駒を置いたのか、それらを動かして最終的にどういう形に持って行くのか、的な感じのを主にやっている。

現在時刻

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

咲 (3)

来訪者数

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

Designed by U-BOX