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うみねこのなく頃に 考察 境界より視やる

PCゲーム「うみねこのなく頃に」の個人的な考察ブログ。「キコニアのなく頃に」についてもガッツリやっている。


vs アンチミステリー

 作中において、ヤスが犯人であると解釈され主張された。
 もし、読者がそれに沿ったような答えを用意していた場合、答え合わせであると受け取ったことだろう。
 もし、答えを用意していなかった場合、解答が示されたと受け取ったことだろう。
 それらの人からすれば、答えは一つである。即ち「うみねこ」はミステリーであることだろう。

 しかし、異なる答えを用意していた場合は、用意していた自説とは異なるものを並び立つ真実として提示されたことになる。
 つまり、アンチミステリーだ。

 だが、これで終わってしまえば、両者引き分けで勝者なし。
 ゲームに勝つためには、そのアンチミステリーをミステリーで解かなくてはならない。

 エピソード8のミニゲームに例えると、自説が自分の選んだ箱だ。
 それに対し、作中で主張されたヤス犯人説は他者の意見だ。
 つまり、譲治が言ったように、自分が見出した箱の中の真実は、他者の意見で変化してしまうものなのかが問われている。

 何を信じているのか。それは信じるに足るものなのか。信じるに値するものをどれだけ積み上げたのか。
 もっともらしく見えるものを提示されることで、それを乗り越えられるかどうかで意志の強さを試されたわけだ。

 これまで積み上げたものを根拠に、強固な意志、絶対の意志で真実を選び取ること。
 それこそが絶対の意志で謎を出したベアトリーチェに答えるということだ。
 要するに、当てずっぽうで正解しても何の意味もない。

 互いの絶対が噛合えば、それは絶対の絆と、まあ言っていいだろう。
 姿を現さなくても、そこにいると解る。
 答えを明かさなくても、それが解る。
 肉欲を排除した絆。
 それがベアトリーチェの求めた純愛なのだろう。


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  1. 2014/05/10(土) 22:11:53|
  2. アンチミステリー
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プロフィール

フラット・ホームズ

Author:フラット・ホームズ
「うみねこのなく頃に」の某公式サイトで推理を投稿していた。
その時使っていた名前は察してください。
スタイルは、アンチミステリーをチェス盤で引っ繰り返す、というもの。
キコニアでは、世界を箱庭に見立て、そこにどんな駒を置いたのか、それらを動かして最終的にどういう形に持って行くのか、的な感じのを主にやっている。

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