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うみねこのなく頃に 考察 境界より視やる

PCゲーム「うみねこのなく頃に」の個人的な考察ブログ。「キコニアのなく頃に」についてもガッツリやっている。


【キコニア】都雄とミャオの性別について

 私はあまり性別のことは気にしていないのだが、一応このことはちゃんと考察しとかなきゃな、というわけでやってみる。


 私はA3Wは仮想世界で、その中に作中現実の人間は2人しかいないと考えている。
 要するに、PLとGMだね。
 A3Wの人類たちの肉体は、駒でありアバター。
 その人格は、パラレルプロセッサーであるGMの脳内人格たちである。
 つまり、A3WはGMの脳内世界を表現した仮想現実。

 これが私の考察の前提。
 A3Wの人類はGMが生み出した人格なので、オリジナルの主人格であるGMの影響をもろに受けている。
 端的に言えば、何かしらが似ている。
 特に主要な人格たちである、GMお気に入りの各陣営を代表するガントレットナイトたちは。

 ガントレットナイトの男女比は、明らかに女が多い。
 代表枠ですら、そう。
 つまり、GMの主人格は女性的な人格である確率が高い。

 で、GM=ミャオ(正確には、GMの赤き真実=ミャオ)と考えているので、ミャオの現実の肉体の性別は女である可能性が濃厚で、A3Wでのアバターも女性である可能性が高いと考えている。


 んで、キコニアのGMとうみねこのGMはほぼ同一と考えている。
(正確には、さらに上層にいるGMが同一)
 ので、うみねこのGMの性別についての考察もついでにやっとく。
 こっちを一度やっとくと都雄の性別についても分かり易くなると思うので。

 うみねこのGMはミャオと同様にパラレルプロセッサーである。
 自分を主人公とした赤き真実の物語と同時に、自分の代わりに駒が主人公をしている黄金の真実の物語を紡いでいる。
 脳内ダブル主人公というわけだね。

 物語の作者とキャラクターの関係であり、それを人間関係にするなら、親子関係と言えるだろう。
 作中では“母子”という関係で表現されていた。
 父子より母子の関係の方が圧倒的に描写が上だった。
 母ということは女性人格である可能性が濃厚。

 これを唯一阻害する要素は19年前の男という点。
 GMの肉体がそれだから。
 でもま、19年前の赤子が“男”と言ってるのは夏妃だけ。
 赤子の世話を一切しなかった夏妃は、当然おむつを替えることもしなかったことだろう。
 つまり、おむつの中はシュレディンガーの猫。
 金蔵が「男」と言ったのを鵜呑みにしてしまっているだけ。
 金蔵は夏妃が赤子を捨てることを「想定」していた。
 ならそのための布石もしていたことだろう。

 要するに、金蔵は赤子の性別を偽った。
 夏妃がおむつを替えればそれが発覚し、それをもって夏妃が赤子の母となったことを認めるという試練。

 そんなわけで、うみねこのGMの性別も女である可能性が高い。





 では都雄の性別をやろう。

 ミャオと都雄の関係は、うみねこのGMである主とその代わりの駒の関係と同一。
 つまり、ミャオは生来の肉体を持つ存在であり、都雄は肉体を持たない魂だけの存在。
 そこからすれば、都雄は肉体的要素である性別は本来存在しないのだと考えられる。

 うみねこのGMの駒であるベアトは、GMのゲーム盤から飛び立ち、PLのゲーム盤に入植することを目的としている。
 ベアトの正体を男と推理した人の前には男として現れ、女と推理した人の前には女で現れる。
 望まれた姿で現れる、どんな役でも演じられる駒、それがベアト。
 EP6のお茶会でそう描写された通りに。

 駒である都雄にとって性別とは、ペルソナやアバターの設定に過ぎない。
 駒の主から男として望まれたから、男としてある。
 たぶんそんな感じ。


 GMが女だから、これまで母と娘という設定であることが多かった。
 キコニアではGMは隠居して、PLがGM代理を務めている。
 PLはジェイデン=藤治郎。
 つまり、今のGM代理が「男」だから、“子”である都雄も「男」というのはあるんじゃないかな。


 あと、都雄の方からPLに対して、「男」であることを要求したという面もありそう。
 ベアトの目的は、人間だと認められること。
 つまり、PLに対して「対等な人間である」ことを常に求めてくる。
 愛玩の対象として下に見られたくない。

 PLは男だから、男同士で殴り合って対等だと認め合う、という分かりやすい「対等」な関係を求められたのでは?

 それからミャオとは独立した別の存在であるということも求めてくるというのはある。
 あのミャオ発見からの一連の流れ、ジェイデンの立場から見ると私は共感してしまうんだよね。

 私はあれを、うみねこのゲーム盤(都雄)の中から真実(ミャオ)を見つけたことに重ねた。
 真実を見つけると、全てを真実に繋げて見てしまう。
 どんな些細な要素からも真実の影を見てしまう。

 それって人間関係に例えると、いちいち「お母さんにそっくりね~」と言われているようなもの。
 自主独立した存在として認められたいから、同じようには見られたくない。
 だから「女」ではなく「男」であることを求めた。

 主人格がミャオで、そのミャオが脳内に引っ込んでいて、常に副人格の都雄が表に出ているなら、自分はミャオではないことを主張するために、「男」であることを主張した、というのはありそう。

 でもって、都雄(物語)からミャオとは異なる性別でPLと男同士の対等な関係になりたいと注文され、PL(ジェイデン)が物語をそう編集することにした、みたいな感じ。

 で、それを説明するための描写があの一連の流れだったのではないかな。


 よーわからんけど、都雄の性別についてはたぶんこんな感じじゃないかと思うけど、どうだろうね?





 とりあえず私的には、「男」であるという部分でアイデンティティを確立させていることに萌えるんだけど。
 「俺は、男である」ではなく、「男であるのが、俺だ」的な?

 都雄の役割的には「主人格とは異なる真実を紡ぐ」なので、ミャオとはあえて異なる視点から物事を考えているのではないかと思うのだよね。
 それがミサイルの捻くれた軌道に現れているのではないかと。

 で、そんな自己主張しちゃう都雄くんなわけだけど。
 自分が男であるために、肉体まで男らしいものにまでしようとはしない。
 都雄曰く、ミャオが嫌がるから。
 でもミャオ自身はそれは主張していない。
 つまり、「ミャオのため」というのは都雄自身の意見なのだ。

 想像するに、「俺は男」であるように、「ミャオは女」であると思っているんじゃないかな。
 自分が「男」で自己を確立しているように、ミャオも「女」で自己を確立させよう的な?
 そういう気遣い。

 都雄が自分の意見、自分の人格で塗り潰そうとしているなら、ミャオを気にせず男らしい肉体になろうと努力したんじゃないかな。
 そうじゃないということは、両方の人格を確立させ、両立させたいと思っているのだろう。
 そのためにも区別をつけたい。
 別の存在であると主張したい。
 別の存在として扱って欲しい。
 自分のためだけでなく、ミャオのためにも。
 だから、自分が男らしくなりたいと願っているように、ミャオも女らしくなりたいと願っていると思い込んでいるんじゃないかな。
 それが「ミャオが嫌がるから」という決めつけに繋がっているのでは?


 でもミャオの方はそうじゃない。
 都雄と一緒にいたいと願っていても、いざとなったら自分の人格を圧し潰して、一人分の魂を満たす人間になって欲しいと思っている。
 つまり、自分の意見を無視して「都雄の願いを叶えて欲しい」。
 そのために常に都雄を表に出して、自分は裏に引っ込んでいるのだから。
 筋肉を鍛えて男らしくなりたいのなら、都雄の好きにすればいいと思っているんじゃないかな。
 だから「筋肉を鍛えないのは都雄の勝手」だと思っているのでは?


 喧嘩するほど仲がいいってね。
 ホントこの二人の関係は尊いよな。


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  1. 2020/05/16(土) 19:06:10|
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フラット・ホームズ

Author:フラット・ホームズ
「うみねこのなく頃に」の某公式サイトで推理を投稿していた。
その時使っていた名前は察してください。
スタイルは、アンチミステリーをチェス盤で引っ繰り返す、というもの。
キコニアでは、世界を箱庭に見立て、そこにどんな駒を置いたのか、それらを動かして最終的にどういう形に持って行くのか、的な感じのを主にやっている。

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