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うみねこのなく頃に 考察 境界より視やる

PCゲーム「うみねこのなく頃に」の個人的な考察ブログ。「キコニアのなく頃に」についてもガッツリやっている。


【キコニア】バビロン=世界=神

 新年あけましておめでとう。
 今年もキコニアの考察をしていきたい。
 では本日、四連投の一投目から。


 ウィキソース
『口語 新約聖書』日本聖書協会、1954年
ヨハネの黙示録
 より引用する。

“その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。
――17:5”


“御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。
 あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
 神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。
 あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。
――17:15~18”


“彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。”
 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。
 わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。
 彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。
 彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。
 彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。
 それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。
 彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、
 彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。
 また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。
 その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、
 肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。
 おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られない。
 これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、
 『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。
 これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、
 彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。
 彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。
 天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。
 すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。
 また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。
 また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、
 また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。
――18:2~24”




 この大淫婦バビロンについての記述を、私の説に当て嵌めてみる。

 神=世界。
 神は世界に満ちた罪を背負い、神の子の手によって討たれ、それによって人々から穢れを拭い取ろうとしている。

 人々が住んでいた大いなるバビロンの都が“世界”を表し、全ての罪を背負う淫婦が“神”を表している。

 神=ミャオのことを思うと鬱な気分になるな……。


 神にとって駒は道具。
 「道具に感謝する奴はいない」とはギュンヒルドの言。
 しかしいるんだよね。
 たかが道具についた汚れを拭うために、自らを汚濁に沈めることすら厭わないんだよ。
 片翼でも穢れなき翼で飛び立って欲しいのだから。

 そしてそんな成人君主だろうと、全人類の汚濁という環境にいれば自分を保つことができない。
 そして集められた罪はまた溢れ出し世に満ちるわけだ。
 言うなれば、神の悪意。
 神の計画はこれより紡がれたのだろうか。
 まあ注文したのは、青い都雄の言からすると、神の子が注文したようだけど。

 全ては神の中に、誰かのせいにしたい気持ちがあるからなのだろうが。
 これは仕方のないことだからな。
 まず、人間だった神を脳だけにしたヤツら。
 次に、共にその楽園にいたのに神だけを置いて消えてしまったヤツら。
 最後に、助けに来ない外の世界のヤツら。
 そいつらを責める気持ちを抱くなってのが無理な話。

 その罪が内へ内へと向かっていくわけだ。
 この閉塞された世界でそれを解決するのは無理なのだろうな。
 だからこそ外部からの手助けが必要なのだが。


 ジェイデン、お前はこの世界をどこまで推理できた?
 そしてどんな計画を立てたんだ?
 それともそんなのなくて、一緒にいるという強い思いだけで全てを貫こうとしているのか?
 謎だ。


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  1. 2020/01/04(土) 19:13:10|
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フラット・ホームズ

Author:フラット・ホームズ
「うみねこのなく頃に」の某公式サイトで推理を投稿していた。
その時使っていた名前は察してください。
スタイルは、アンチミステリーをチェス盤で引っ繰り返す、というもの。
キコニアでは、世界を箱庭に見立て、そこにどんな駒を置いたのか、それらを動かして最終的にどういう形に持って行くのか、的な感じのを主にやっている。

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